4月に開幕したTGP/Fー1選手権もこの第7戦が終われば最終戦を残すのみとなった。ここフランスのマグニィ・サーキットはフェラーリ
フェステバルと併催され、当日は黒山の人だかりだ。ヨーロッパ人はクルマが、レースが本当に好きだ。サッカー選手とレーシングドライバーは
ヨーロッパの華といわれるが、マシンと言う無機質な道具を使って争うモータースポーツをここまで愛する国民(ヨーロッパ人を指す)は欧州が
世界No.1で間違いなしだ。 レースの方は不調を伝えられていた
Fカムシック選手が奮起の優勝。ファスティストラップもマークして総合得点を52
まで伸ばして総合チャンピオンに王手を賭けた。が相変わらず手堅いB、Dクラスの二人のMも当然のようにクラストップを堅守、総合ポイント争
いで2位.3位を譲らず最終戦に結果を持ち越した。あと1ケ月後のポルトガル、エストリルサーキットで全てが決まる。
Fカムシック選手は優勝してポイントを積み上げるのみだ。すでにクラスチャンピオンを確定しているラグレィ、ワットレィの両M選手は最終戦もク
ラストップでゴールインするのが総合チャンピオンへの道だ。CクラスのFカムシック選手はクラスチャンピオンもJフォウルチ選手と最終戦で決す
るという状況的には極めて複雑な展開だ。 参加台数の少ない
Aクラスは1位のポイントが6ポイントと少なく総合の争いには顔を出せないでいるが
ブラバムBT34をドライブするPエアン選手がクラスチャンピオンを確定している。
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